第411号(1996年3月15日号)


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観光テレホン情報を開始 観光連盟

 沖縄県と県観光連盟は三月二十二日から「沖縄県観光情報テレホンサービス」を開始する。

 提供する情報の内容は@航空運航状況A気象情報B宿泊機関情報C交通機関情報Dイベント状況の五本。

 特に台風時には欠航便や臨時便の情報を時々刻々と状況に応じて提供し、観光客や県民の混乱を少なくするよう便宜を図る。利用者は電話(○九八)八六九−五一二三に電話すると、何が知りたいかを聞いてくるので、指示にしたがってサービスコードをプッシュすると情報が得られる。航空運航状況については、各航空会社別の運航状況が用意されており、サブサービスコードをプッシュすることによつで日航、全日空、ニッポンエアシステム、エアーニッポン、南西航空のそれぞれの状況がアナウンスされる。

 気象情報、交通機関情報はそれぞれ日本気象協会と日本道路交通情報センターが情報を提供している。宿泊機関情報は、ホテル組合が空室の情報などを提供する。イベント状況は観光連盟が県内各機開から情報を収集して、提供する。

 以上の各サービスは利用者は電話料金を負担するだけで、情報料については無料となっている。沖縄県と観光連盟は観光情報を迅速に提供することを目的に、平成四年度から情報提供の方法、システムの構築を進め、昨年七月にはコンビュータや三十回線、最大二時問の録音が可能な音声応答機器を設置、テスト運用を行ってきた。今回導入されたテレホン情報システムは、ハードウェアの能力には十分余裕があり、グレードアップも可能で、今後、提供情報の種類を増やしたり、FAXやパソコン通信などとも接続するなど、サービス内容の充実を図っていく。



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友好を深めて メキシコサボテン公園開く

 糸満市大渡に建設中だったメキシコサボテン公園が完成、十二日オープニングセレモニーが開かれた。同公園は敷地面積二十万平方メートルのうち、約十万平方メートルを使い、八百余種、十五万本のサボテン、多肉植物を植えてメキシコサボテン公園とした。

 オープニングセレモニーでは岩崎福三社長とセルヒオ・ゴンザレス・ガルベス駐日メキシコ大使があいさつ、続いて岩崎社長、ゴンザレス大使、上原糸満市長がテープカットした。この後、田場那覇商工会議所会頭が乾杯の音頭をとり、約二百人の招待客がなごやかに懇談した。

 同公園は鹿児島の岩崎グルーブの琉球国際観光(豊見城村)が管理運営するもので入場料は二百円、ミニSLやメキシコ料理などが味わえるレストランもある。地元向けの観光施設で家族づれには喜ばれそう。岩崎グループは大正十二年、一万二千へクタールの広大な社有林を奄美大島に所有、戦前は枕木販売、山林経営のほか鉱業重工業の分野にも進出、今日の発展の基礎を築いた。

 戦後は陸海空の運輪事業を手掛ける一方、観光、レジャー時代の到来をいち早く予想して指宿などで観光開発を進め、さらにオーストラリア、メキシコでもリゾート開発に着手、沖縄でも豊見城公園を経営、北海道から沖縄までグルーブの力を結集して開発に取り組んでいる。


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連載旅行社はいま(3) 就学旅行に力入れる 東急観光仕入れセンター

 リゾート地、滞在型と沖縄観光が大きく変わりつつある。旅行社ばどう取り組んでいるのか。

 二十一年間いた那覇市内の那覇東急ホテルから昨年十一月、現在の照屋創業ビル五Fに移転した。東急ホテル内の事務所では手狭になったのである。仕入れセンター長は鳥井俊一氏。東急観光は北海道、沖縄、九州を国内で三大重要販売地域としで位層づけている。九年前から「大感謝祭シリーズ」の中で、沖縄を大きく取り上げ販売している。

 昨年十月から今年三月末まで「琉球物語」というタイトルでキャンペーンをした。目標に対しいま一歩およばなかったが、これは折からの不況の風にあおられだ面もある。

 しかし目標そのものを対前年三○%も高く設定したこともあり、その意味からは成功だったといえよう。無論、協定旅館連盟(宮里定三氏)東急トップ会(藤川清史氏)の全面協力もあった。

 団体が減少していく傾向の中で、有望なのは修学旅行だ。平和学習もさることながら、体験学習が多くなったことに目をつけ二、三月には「ホエールウォッチング」に力を入れた。担当者を招待し、座間味島まで行った。豪快で迫力満点のホエールウォッチングには圧倒されたという。

 難点は天候とクジラが確実に来てくれるかということだが昨年は催行したうち九○%が成功したという。二月十五日ごろから三月十五日ごろまでホエールウォッチングを主体にコースを組むとい う。

 仕入れセンターは提携ホテル、旅館との連携が大事で大型の団体が企画されたときは担当者と直接話し合って部屋を確保する。むろん募集人員に満たない場合もあり得るので担当者との連絡は綿密にやらないといけない。つとめてこちらから出かけては話し合うことにしでいるそうである。仕入れセンターの役目で欠かせないのは、沖縄現地の情報を全国各地の営業本部、企画担当者に提供すること。それには仕入れセンター全員が出かけていって情報を収集する。事務所に座っていては、生きた情報は手にはいらない。営業本部、企画担当のいわば最先端となっているのである。

 大河ドラマで全国的に沖縄の事情もしだいに普及してきたが、まだまだ。そこで全国の支店長会議などでは特に時間をもらって最新の沖縄情報を質料とともに提供している。

■来月大阪に宣伝隊派遺

 沖縄に赴任してから一年半ほどたった。人当たりのいい鳥井センター長は沖縄に骨を埋める覚悟で来ましたと決意の程をかたる。

 今後、八重山の自然は沖縄の残された最後の自然観光になるだろう。石垣にも出張所を設けたいという。七月には宮古東急ホテルの増築も完成するし、四月から十月までは「大感謝シリーズ」で、また沖縄キャンペーンが始まる。それに併せて四月末には関西、福岡を中心に沖縄から宣伝隊を送って各支店に沖縄を売り込むという。

 東急観光の沖縄販売は仕入れセンターと一体となっだ展開が続く。東急観光は全国に百五十の支店があり、代理店、系列会社を含めると二百店舗を越すネットワークを形成する。

 沖縄仕入れセンター〒900那覇市泊二−十五−九、照屋創業ビル五F、電話098(868)8818、FAX098(863)1565。


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