第517号(1998年1月15日号)


 |   |  ▼▼ |  INDEX |  HOME |

ホテルの送迎バス、活用解禁へ

 政府が進めている規制緩和のなかで、ホテルが所有する送迎用バスの活用策が浮上している。これまで送迎用バスは空港=ホテル間に限って無料で運送することが認められている。これをホテル=空港だけでなく観光地めぐりなどにも認めようというもので、これが実現すると各方面に波及し、沖縄の観光業界にとって画期的なものとなる。

 政府がすすめている規制緩和はこのほかにもあり三月中にまとめて発表する予定。送迎バスが観光に活用されると沖縄のような離島県でバス企業の経営に厳しい地域では歓迎される可能性がある。特に入り込みの波動が大きく、バスの増車が簡単にできない沖縄ではホテルのバスが急場をしのぐ援軍になる。

 実際には宿泊客が観光に利用するには保険をかけることなど条件がつくことが考えられている。

 実現すると白バスが根絶できる反面、旅行社からバス料金はホテルのサービスとして無料扱いを要求される、等が予想され、ホテルがバス問題をどのように考えるか。また料金問題でバス業界がどのような態度に出るかなど、難しい問題もある。

 これまで旅行社がバスを確保できないため、団体客を送り込めないという悩みをもらすなど観光のピーク時にはバス確保が問題となっていた。また、団体も小グループ化し、大型バスでは空席が目立つなど客層の変化もあった。

 ホテルのバスが認められると小グループや少人数の団体、低料金を求める台湾からの観光客にも効率的な対応ができるなど利点もある。

 このような動きに対して旅行業界では歓迎の意見を示し「小グループ化に対応した機敏な緩和策」とし、さらに「どのような料金になるのか」「バス内のガイドの訓練や観光地での地上ガイドなどきめ細かな受け入れ体制強化が急がれる」としている。

 ホテル業界では、今後小型バスの購入、償却、運転手の雇用、保険、維持管理費など経費が増えることやバスを持たないと販売競争に遅れをとるなどの諸問題を考慮にいれて対応することになる。


 |   |   |  INDEX |  HOME |

バリアフリーダイビング協会を設立

 沖縄のダイビングショップが集まってこのほど「日本バリアフリーダイビング協会(山田真佐喜会長)」(電話〇九八(八六九)四九五七)が設立された。身体にハンディをもつ障害者や高齢者にもダイビングを楽しんでもらおうと活動を開始した。

 協会には身障者スポーツ指導員の資格を持つ六人のインストラクターを始め医師、ボランティアスタッフなど二十人が所属し、障害の程度を把握した上で充分な支援態勢で安全を確保する。

 山田会長はこれまでも障害を持つダイビングファンを自分のショップで案内していて、独自のノウハウを蓄積している。「十五年前はじめて障害者の方を案内して大変感動していただいたことがあり、それ以来、特に意識せず受け入れてきました。希望者も増え、他のショップにも呼びかけ、医師らの協力も得て協会を設立しました」という。海中は体が軽くなるのでリハビリなどにも好影響を与えることがわかっており、今後も海中の美しさを障害を持つ人達にもっと伝えていきたいと意気込んでいる。

 料金も一般のダイビングと同程度を設定。体験ダイビングなら一万五千円前後となっている。日本身体障害者スポーツ協会にダイビング部門唯一の協会として加盟している。


 |  ▲▲ |   |  INDEX |  HOME |

4月から那覇と西海岸を結ぶリムジンバス運行

 那覇空港と沖縄本島西海岸のリゾート、那覇市内のホテルと西海岸リゾートを結ぶバスが四月一日から九月三十日まで運行されることになり、県バス協会が関係業界に運行企画を説明した。琉球バス、那覇交通、沖縄バス、東陽バスの四社が共同運行するもので那覇バスターミナル内に空港リムジンバス案内センター(電話〇九八(八六九)三三〇一)を設置した。これによって夏場の市内とリゾート、リゾート間のアクセスが大幅に改善され、個人客の利便性も高まる。

 旅客はバス会社が発行する乗車券か旅行業者とホテルが発行するクーポン券の所持者で、バスターミナルや那覇空港ターミナルに乗車券の発売所を設ける。

 新しく開設されるのは空港リムジンバス「芭蕉」(沖縄自動車道を利用)と「花」(国道五八号を利用)の二系統と、那覇市内ホテルを発着するエントランスリゾート号。運賃は最も遠い空港=カヌチャベイが二千二百円。

 空港リムジンの「芭蕉」は那覇空港を一〇時四五分から一八時四〇分まで十三便出発(下り)し、途中、那覇バスターミナル(沖縄自動車道)=ルネッサンスリゾート=ホテルムーンビーチ=サンマリーナホテル=リザンシーパークホテル谷茶ベイ=万座ビーチホテル=ホテルみゆきビーチ=かりゆしビーチリゾート恩納=ザ・ブセナテラスビーチリゾートホテル=カヌチャベイホテル&ヴィラズ(ただしカヌチャベイには一日三便のみ)。上りは逆のコースを一日七便運行。

 「花」は下りが空港=とまりん=ラグナガーデンホテル=ホテル日航アリビラ=残波岬ロイヤルホテルを八便運行、上りは逆のコースを四便運行。

 エントランスリゾート号下りはC-1便が沖縄ハーバービューホテルを八時二〇分に出発、ロワジールホテルオキナワ=パシフィックホテル沖縄=とまりん=那覇東急ホテル=ラグナガーデンホテル=ホテル日航アリビラ(九時五〇分)=残波岬ロイヤルホテル=ルネッサンスリゾートオキナワ=ホテルムーンビーチ=サンマリーナホテル=リザンシーパークホテル谷茶ベイ=万座ビーチホテル=ホテルみゆきビーチ=かりゆしビーチリゾート恩納=ザ・ブセナテラスビーチリゾートホテル(一一時一〇分)の順。上りのC-2、C-4便はこの逆のコースで、ブセナを一五時四〇分、一六時三〇分に出発。

 下りC-3便はかりゆし琉球ホテル那覇を八時四五分に出発、沖縄オーシャンビューホテル=ホテル西部オリオン=沖縄都ホテル=ホテル日航那覇グランドキャッスル=ホテル日航アリビラ(一〇時二〇分)=残波岬ロイヤルホテル=ルネッサンスリゾートオキナワ=ホテルムーンビーチ=サンマリーナホテル=リザンシーパークホテル谷茶ベイ=万座ビーチホテル=ホテルみゆきビーチ=かりゆしビーチリゾート恩納=ザ・ブセナテラスビーチリゾートホテル(一一時四〇分)の順。

 上りには沖縄自動車道を通るC-6便があり、ブセナを一七時三〇分に出発、ホテル日航那覇=沖縄都ホテル=ホテル西部オリオン(二〇時一〇分)の便となる。


本ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は沖縄観光速報社に帰属します。
Copyright (c) 1996 Okinawa Kankou Sokuhousya. No reproduction or republication without permission.