第574号(2000年8月15日号)


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中国西北航空 上海定期便が就航

■那覇空港で初便行事、満席で到着・出発

 中国西北航空の上海線が八月十日から定期便として運航を開始した。これまでプログラムチャーターで運航していたが、沖縄側の働きかけも奏効して中国政府が沖縄を選んだ。

 十日は午後三時十五分から定期便初便行事が那覇空港で行われた。定刻よりやや早く到着した西北航空機は上海市人民政府協議会副主席陳正興氏ら沖縄県訪問団三十七人、沖縄から中国を旅行し帰国した県民で満席。歓迎式は沖縄県が主催し、訪問団に花束と記念品がプレゼントされた(写真)。

 つづいて西北航空主催の出発式が行われ、稲嶺恵一知事が祝辞を述べ、西北航空の聶勝利社長が挨拶し、テープカット。出発便旅客代表の石川秀雄副知事も挨拶した。石川副知事を団長とする訪問団十人は中国民用航空総局や西北航空本社など関係機関を表敬する。県内一般客百三十人以上も定期便初便で中国に向かった。また、夕方にはロワジールホテルオキナワで県、沖縄県航空路線開設促進協議会、中国西北航空公司、OCVB主催の祝賀会も開かれた。

 上海線は昨年七月のプログラムチャーター開始以降、今年七月末までに八十八便が運航し、六千九百五十七人が利用した。

 九月からは中国人の団体訪日旅行が解禁となることもあり、中国からの観光客増加が期待されている。また、県内から上海への旅行需要も旺盛で、「旅行商品が安く設定できることもあり、人気商品となっている」(県内旅行社)と評判が高い。

 同路線は木・日曜の週二便運航で、上海までの所要時間は一時間四十五分。使用機材はA三二〇型機(百五十六席)。


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サンエー株公開で活気

 県内スーパー最大手のサンエーが株式を店頭公開するが、県内投資家の人気は高く、買いが殺到する気配という。

 サンエーはいわば民族資本のスーパーで、これまでの沖縄電力、沖縄セルラーとはまた別な感情が県内投資家にあるという。

 県内では東証一部上場の有力企業よりも、県内企業に人気が集まる傾向が強い。身近な企業に投資しようという意識が強いと言われる。

 このため、サンエーが店頭公開するというニュースが流れると県内証券会社には問い合わせが殺到し、手に入れたいという希望が高い。

 サンエーは会社の規模で言うと資本金が四億四百五十七万円、売上高は二〇〇一年二月期で九百億円と予想され、経常利益も四十五億円、利益は約二十五億円と予想されている(いずれも二〇〇一年二月予想)。売出価格は八月二十八日に決定し、九月七日から市場での売買が開始される。

 注目の株価は額面五十円が三千円程度にはなるのではないかと見られている。千株単位の売買となるから、三百万円前後でサンエー株が入手可能というわけだ。

 実際の株価は八月十七日に仮条件が決定され、価格帯が発表となる。ここで株価の上限と下限が決まり、投資家には八月二十一日から二十五日の間にいくらで買うか申し込んでもらい、八月二十八日に実際に株価が決まる。八月三十日から九月四日までに申し込み者のなかから実際の購入者を決める。ほとんどが上限価格で申し込むものと見られるから、購入者は抽選で決まることになりそうだ。

 サンエーの株価の目安として他のスーパーの実績と比較すると、最大手のダイエーが資本金五百二十億円、売上高二兆二千四十八億円(二〇〇〇年二月)、経常利益十一億四千七百万円、利益十一億千七百万円、一株あたり利益(EPS)一・五六円、八月二日の株価終値は三百二十一円である。利益はダイエーよりサンエーの方が大きい。

 東証二部上場の天満屋ストアー(岡山県地盤の老舗百貨店)は売上規模でサンエーと同程度で、資本金三十六億九千七百万円、売上八百九十二億八千三百万円(二〇〇〇年二月)、経常利益四十二億二千九百万円、利益七千二百万円、一株あたり利益は六・三〇円で八月二日の株価は七百九十円である。

 また業態が同じで売り上げ規模もサンエーと並ぶ九州ジャスコ(福岡基盤スーパー)は八月七日に店頭登録し、資本金は十九億三千万円、売上高は八百十四億四千九百万円、経常利益十一億九千万円、利益四億五千九百万円、一株あたり利益は五九・二円、仮条件は七百円〜九百円だった。

 サンエーは沖縄を基盤に東証二部の天満屋ストアー、福岡基盤の九州ジャスコの売上を上回る規模に成長しているのである

 サンエー株は買いだ、とするもうひとつの根拠に七月二十七日に東証一部上場となったローソン株との比較がある。ローソン株の公募・売出価格は額面五十円に対し、七千二百円だった。ローソン株の来年二月の予想一株あたり純利益は一七四・〇六円。株価収益率は四一・三六倍だった。サンエーが同様の株価収益率をたたき出すとして、株価を逆算すると額面五十円に対して一万二百円前後がついてもおかしくない。それが三千円程度になりそうというからお買い得、という計算も成り立 つ。

 サンエー株の多くは創業者が放出して市場に出回ることになるが、その際の利益は創業者利益となる。金額としては十億円をはるかに越えるものとなるが、その細かな計算まではここでしないでおこう。

 重要なのは株式を公開できるようになるまで企業を成長させることによって、創業者は株式市場を通じて大きな利益を手に入れることができ、それを県内投資家が大いに歓迎していることを、サンエーの株式公開が改めて教えているということだ。


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宜野座リゾートのレストランなど 整備進みお披露目

 宜野座リゾート開発株式会社(本社・那覇市、国場幸一郎・代表取締役)が整備を進めてきた宜野座ビーチパークのビーチ整備やレストラン、ビーチバー、ショップなどの工事が一段落し、八月二十日に関係者が集まってお披露目のビーチパーティーを午後一時から開く。

 宜野座ビーチパークは宜野座村の沖縄電力風力発電施設一帯の敷地にあり、国際交流村などもある。すでにコテージ四棟が完成、ビーチに砂を入れ、現在レストラン棟などを建設中(写真)。

 長期計画では四十万坪の敷地に三百二十室のホテル、ヴィラ、オートキャンプ場などを整備して行くが、レストランが開業することから、ビーチパーティーなどの利用に向けて八月下旬、ソフトオープンする。当面、バーベキュー用具の貸出や食材の提供、レストランを営業する。さらにコテージ、ビーチの整備を進め、来年のゴールデンウィークに向けてビーチとして本格オープンする方針。

 宜野座リゾート開発はホテル宿泊利用会員の第一次募集を行っており、入会するとすでに完成しているコテージが利用できる。問い合わせは電話〇九八(八六一)〇五七六、企画・営業部長河本芳人氏。


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