第620号(2002年9月15日号)


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ポーラ化粧品 来春沖縄で2000人規模の会議

 来年二月に二千人が参加する大型コンベンションが開催されることが決まった。「ポーラ化粧品全国販売会議及び販売レディー表彰式」で、沖縄コンベンションセンター、万国津梁館で会議とレセプションを開く。

■全国のセールスレディー、万国津梁館で食事したい

 二千人が一堂に会して開催する大型会議は最近では珍しく、久々の大型会議となる。沖縄県などが誘致している米州開発銀行会議の三千人規模に近い大型大会で、販売促進レディーの優秀者表彰式典がメインの行事。

 ポーラ化粧品は本社が東京にあることから年二回開催する大会はこれまで主に東京で開催してきており、沖縄大会は九十九回目。この間、東京の新高輪プリンスホテルなどで九十六回開催してきた。

 沖縄大会開催の経緯は優秀成績者の要望が多様化すると同時に、販売促進レディーのモチベーションアップにリゾート地への持ち出し式典の要望が強くなってきていたことにある。

 雪祭りの北海道なども開催地として検討したが、気候が温暖であること、人情味豊かな沖縄の魅力が認められた。取扱はJTB五反田支店・東日本団体企画販売部。

 沖縄開催に当たりサミット会場となった万国津梁館でのミーティングや格調高いディナーなども決定要因になったといい、サミット開催効果が現れた。テロ後の沖縄支援策の一環でもある。関係者によると「大型の企業インセンティブであり、他の業種にも波及する ことが予想される」という。大会参加者が二千人を越え、しかもほとんどがセールスレディーであることから、大会が成功すれば口コミで沖縄の良さが強力にPRされることになり、波及効果が大いに期待されているわけだ。

 参加人員は本体二千人に加え、海外事業部、米国から二百人。二月二十四日から二泊三日の日程で、各地から那覇向け出発。沖縄コンベンションセンターで式典、本島各地宿泊。二日目はオプショナルツアーで、本島各地宿泊。三日目に各地向け出発する予定。


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ANK 八重山を増強 東京、関空から直行便新設

 エアーニッポンは十一月一日から東京発石垣線、関西=石垣線を開設すると八月二十八日発表した。ANKの四十物(あいもの)実取締役、日垣敏之沖縄支店長、スカイホリデー荒砂久雄支店長らがANK会議室で記者発表(写真)した。

 新設するのは東京発石垣の片道一便と関西=石垣の往復二便。同時に宮古発石垣一便を再開、那覇発石垣を二便増便、那覇発東京一便を増便する。

 就航記念に十一月の一ヶ月間、宮古発石垣五千円(四七・四%引き)、那覇宮古五千円(六五・五%引き)などの就航記念早割を実施する。

 また、東京発石垣線を含めれば、石垣発那覇の便、那覇発東京便が自由に選べる「八重山きっぷ」を新設し、価格は八万五千六百円(十一月一〜十二月十九日、一月八〜三月十三日)、八万九千九百円(十二月二十日〜二十六日、一月六、七日、三月十四〜三十一日) で売り出す。全区間を同時に購入することが条件。

 これによって全日空グループとして沖縄本島、宮古、石垣のネットワークを強化、年間六万人の旅客増を目指す。全日空スカイホリデーは新体制に応じて十一月一日から「南の島々をめぐる夢の十島めぐり四日」を発売する。

 新路線ダイヤは全便B737-500型機(百二十六席)を使い、東京発〇六時二五分、石垣着一〇時〇五分。

 関西発〇八時五〇分、石垣着一一時五〇分。石垣発一二時二〇分、関西着一四時三〇分。

 再開便は宮古発一五時三〇分、石垣着一六時〇五分。

 増便は石垣発一〇時三五分、那覇着一一時二五分と石垣発一六時四〇分、那覇着一七時三〇分。

 那覇発二〇時三五分、東京着二二時五〇分の一便。

 一方、十一月〜四月まで季節運航していた広島=石垣線は運休する。

 四十物取締役は「十月のJJ統合でANAグループ全体の路線見直しを行っている。減便する地域がある中で沖縄については増便で対抗するものだ」と述べた。


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台湾 個人・小グループ向けメニュー強化

■総統府の見学もOKに

 モノレールや地下鉄が開通した台北の様子がガラリと変わっている。FITの観光客が増え、台湾観光協会も日本の雑誌やTVでの露出度を高めて集客力とする方法に力を入れている。実際に味覚、見所、足裏マッサージと話題は豊富で台湾を訪れる日本人客の人気は高い(本紙・渡久地明)

■モノレール、MRT完成で移動が便利 女性客に足裏マッサージうける

 台北では茶芸館がいま人気だ。もともと中国では朝起きてお茶に始まり、寝る前にもお茶というわけで、日常に密着している。文字通りの喫茶店なのだが、店主が作法や味わい方などを教えるので、日本の喫茶店とは全く趣が異なる。

 今回は「竹里館」(写真)の店主黄徳昌さんから茶器の暖め方に始まり、お茶の味わい方まで教えてもらった。まず、香りを楽しみ、次に味わう。最高級の茶葉を使っていると言い、甘い香りがテーブルに漂うが、お茶そのものは甘いというわけではない。茶芸館はいずれも お茶を使った料理も出しており、グループ客にも対応する。竹里館は東京にも店を出す計画があるといい、日本上陸も間近だ。このような話題が台湾では最近非常に多い。

 台湾料理の「欣葉」はすっかり日本人観光客に知られるレストランになった。台湾旅行では必ず日程に入っているが、料理の味は期待どおりである。市内に十店舗、桃園市に一店舗の展開と成長著しい。

 この他、淡水の客家料理「阮〓」は体を酷使した畑仕事の家族の料理とで濃厚な味付けが特徴。淡水のサンドミンゴ城(写真)は一六二九年、スペイン人が建設したレンガづくりの城。その後、オランダに占領され、次にイギリス領事館として使われた。いまでは資料館になっ ていて見学できる。(〓はがんだれに借)

 淡水は台北から車で一時間前後と若者達のドライブコースになっており、新交通システムで結ばれていることから住宅地にもなっている。マンションが台北市内に比べで格段に安く、古い街並みに加え、新しい観光スポットも増えている。

 若者を集める淡水のカフェの一つに紅楼(レッド・キャッスル)がある。コーヒー専門店で、丘の上から淡水湖を見下ろし、夕日が沈む様はロマンチックな雰囲気がある。

 夜は士林の夜市が楽しい。食堂、洋服、靴、おもちゃ、子犬まで売る出店がびっしりだ。今回泊まったホテルは来来シェラトンからオーナーが変わって台北シェラトンに改名していたが、士林駅からホテルそばまでモノレールが走っており、交通が非常に便利になっ ていた。

 もう一つの夜の過ごし方に全身マッサージや足裏マッサージがある。ガイドブックを手に全身マッサージを受けに来る日本の二十代の女性も増えた。足裏マッサージは「滋和堂」(写真)という漢方薬も売るところであったが、解説付きで足裏のツボをぐいぐい押すので効き 目は抜群である。足裏のツボは内臓と直結していて、押されていたいところとつながっている臓器に問題があるという。筆者の場合、腎臓、肝臓、心臓、前頭葉…と、とにかく全部問題があることが分かった。しかし、あとで聞いたら「ぐりぐりやるとたいていは痛く なる」ということらしい。ここにも日本の二十代、美形の女性三人連れが入ってきて、同じ部屋でマッサージを受けたが「キャー、あたし子宮が悪いー」と大声を出していた。

■故宮は展示スペース拡張 台風で延泊しても快適

 夜だけじゃなく、台湾は朝もおいしい。お粥の朝食だが、まず、お粥をお椀にいれ、トッピングを加えて好みの味をつくり、食べる。これがうまい。お粥には豆乳が付き物だといい、豆乳を注文すると普通の豆乳としょっぱい豆乳があるという。このしょっぱい豆乳はたぶん塩を加えて少し固まっているから、沖縄のゆし豆腐と同じ味、風味になっていて、これも大変うまい。お粥食堂は昼も夜も営業しており、個人的には朝昼晩、これがいいと思えたほどであった。

 空港に向かう前の昼食は「県泰豊」の小龍包である。あつあつで食べるとジュワーっとしみだすスープごと包んだ小龍包をぜひ賞味いただきたい。

 食べ物の話しばかりになったが、いくつか新しい市内の観光スポットが増えているので触れると、まず、総統府の中に入っての見学ができるようになっていた。陳水扁総統のはからいで、昨年八月から月〜金の午前中開放されている(要予約)。

 また、故宮博物院は見学スペースが拡大されたように見える。展示場所も変わっており、例の白菜にキリギリスの翡翠の彫り物が見つけられなかったという団員もいたが、別のところに移動していた。最上階の喫茶店が十人くらいで満席になるスペースしかなかったのがいまは百人くらい入れるようになっていた。

 この旅行はチャイナエアラインの招待で、台湾観光協会大阪事務所が協力。二泊三日の予定だったが、ちょうど台風が沖縄本島に上陸。台北は晴れているのに飛行機が飛ばず、台北シェラトンに延泊。翌日は飛行機は飛んだものの、那覇空港上空で何度か着陸を試みても果たせず、台北に引き返すというハプニングがあった。しかし、チャイナエアラインの台風対策は万全で、全乗客に空港のホテルと食事を用意した。見学したダイナスティーラウンジも快適であった。予定外の延泊になったが、混乱は起こらなかった。


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